

システム局システム部
2022年入社
現在の仕事内容について教えてください。
システム部の仕事は、新聞社の情報インフラを支えることです。
メインの業務は紙面制作の基盤となる「新聞共有システム」の運用・管理です。記事の入稿・管理、組版作業、印刷工程へのデータの送信までを統合した新聞制作専用のシステムで、日々の新聞発行を支える要です。現場で発生する軽微なトラブルや技術的な問題を解消し、制作作業を滞りなく進めることが私たちシステム部の役割です。
記者のように直接紙面制作に関わらなくても、社員が使用する端末、出先から安全に記事入稿できるVPN接続の仕組み、取材や営業で使うスマホなど多くの技術的ツールをシステム部で配備・管理しています。いわば縁の下の力持ちのような存在です。
東奥日報社に入社を決めた理由は?
大学では情報デザインを専攻し、いわゆる情シス的な分野にも触れていましたが、専門というほどではありませんでした。
もともと地元で働きたいという思いが強く、青森県内で自分の学びを生かせる職場を探していましたが、なかなか理想の会社が見つかりませんでした。そんな中、実家で購読している東奥日報の紙面で採用の社告を見つけ、新聞社の技術部門で働くという新しい選択肢に出会いました。
メディアのデジタル化が進む中で、新しい情報発信の形を技術的に支え、時代の変化に対応していくことは大きなやりがいのある仕事だと感じています。


印象に残っているエピソードは?
停電作業、選挙時の人の多さ、電話対応に緊張したことなど印象に残る仕事は多くあります。
具体的ではないですが最も印象的だったのは、部員全員が現状の仕事に対して改善意欲を持っていることです。使いづらい仕組みや不要な業務があれば、部員が自発的にプログラムで自動化したり設計を見直したりします。その積み重ねが確実に効率化を進めよりよい環 境を生み出しています。古い蛇足的な習慣がなくなる、自浄作用のある職場だと感じています。私が提案した改善案も現在の一部業務に組み込まれており、新しい技術に挑戦するいい機会になっています。
東奥日報社で働くことの魅力を教えてください。
東奥日報社のシステム部門は、社内のあらゆるITインフラ・情報システムを支える万事屋です。日々の業務は多岐にわたり、特定の分野にとどまらない幅広い知識と対応力が求められます。
また全社のほぼすべての部署と関わり、外部の取引先とも連携するため、技術力だけでなく調整力や柔軟な発想も欠かせません。
現場の声を形にし、その過程で社内の「困った」を解決し、仕事の流れがスムーズになったときに大きな達成感があります。専門を超えて挑戦できるのが、この部署ならではの面白さです。新しい技術を積極的に学び、自分の仕事に生かしたい人にとってこの部署はチャンスにあふれた職場です。
インタビュー年
2025年
